収入に関する介護士の悩み

介護士の働く介護業界では、その収益構造のために介護士の賃金をあげることは簡単ではありません。収入が低いことで悩みを抱える介護士も多いでしょう。

介護士が収入を上げるためにできることは、いくつかあります。1つ目は、資格を取得して資格手当をもらうという方法です。介護福祉士や介護士職員初任者研修の資格、介護福祉士実務研修、ケアマネジャーに必要な介護支援専門員の資格などを取ると、資格手当で給料アップが期待できます。また、キャリアアップの面でもたくさんの道が開けます。

2つ目の方法は、夜勤を増やすというものです。夜勤をすると深夜の割増賃金が支払われるため、同じ労働時間でも日勤よりプラス数千円程度多くなります。介護士の中には、夜勤帯限定で働く夜勤専従の人もいます。夜勤専従の場合には働くたびに夜勤手当がつくことで、日勤をする介護士よりもお給料は全体的に高くなるでしょう。

3つ目の方法は、キャリアアップして収入を上げる方法です。介護士の中でも管理者として働けば収入がアップしますし、ケアマネの資格を取って転職もしくは独立するという方法もアリでしょう。

4つ目の方法は、手当が多い職場へ転職するというものです。夜勤手当を始め、資格手当や住宅手当などの各種手当は職場によって異なります。特に夜勤手当は、1回当たりの手当額に大きな差はなくても、毎月何回も夜勤をすることで、その差は大きくなるものです。

以上のような方法を取ることで、介護士として働きながら収入アップをすることは可能です。